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《夏越しの大祓式について》
7月最終日曜日午後4時~
どなたでも参列できます。
↑葛木御歳神社宮司が語る
夏越大祓式について!
夏を越すにあたって、日常の生活で知らず知らずのうちに付いてしまった罪穢れなど良くないものを祓う事で、心身を清め、明るく元気に生活を送れるようにとの願いを込めて、古来より行われてきた神事です。起源は七世紀ごろではないかと言われています。遺跡から、木製の祓の人形が出てくることもあるそうです。
大祓式では大祓詞を奏上します。
大祓詞は平安時代に作られた法律の細則「延喜式」の中にある祝詞です。
一般には、それを少し変えて神社庁が出しているものを用いています。
大祓詞(おおはらえのことば)は、神社だけではなく、密教などのお寺や修験者などにも広く唱えられてきました。
前半は神話の世界を語り、「…ふとのりとごとをのれ」で終わります。
後半は「かくのらば…」から始まり、祓戸の四神によって祓い流されていく様子をリズミカルに表現しています。
解釈も様々で深く読むと難解ですが、お経と同様、唱える事で、威力を発揮するものと考えられています。
「大祓詞」を参列の皆様で、一緒に奏上したいと思っています。
当日、大祓詞のコピーをお渡しします。どうぞよろしくお願いします。
尚、「大祓詞」はサイトを検索すれば載っていますので、ご覧になってみてください。
大祓人形(ひとがた)は形代(かたしろ)とも呼ばれます。
身に付いた様々な不要なもの(知らず知らずのうちについてしまった罪や穢れ)を人形の移して、水に流したり焚き上げたりします。
雛人形のもとの流し雛も同じ考え方です。
紙の人形で頭や肩をなでて、祈念を込めて三回息を吹きかけて、移します。
古来の神道的な考えでは、人は本来善なるものと考えます。
災いは身に付いてしまった不要なものが引き起こすと考えますので
それを祓うことで、本来の魂が輝きを取り戻すと考えます。
祓えつ物(はらえつもの)として布を差し出し、切り裂いて祓います。
少し詳しくなりますが、「祓い」には上記の身に付いたもの取り払う意味の他に、
犯した罪の代償を払うという意味もあります。
神前に絹や木綿の布を差し出し、代償を払うことが、古来より行われてきました。
古くは、古事記で乱暴を働いたスサノヲ命が、祓えつ物としてたくさんの物と自分の髭と爪を差し出しています。
(これには呪術的な意味もありますが、その話はいずれまた。)
大祓詞の中に「天つ菅麻(すがそ)を…八針に取りさきて」を表現するように布を切り裂きます。
お祓いをお受けになった方には、夏越し大祓護符を授与します。
皆様のご参列をおまちしています。
御祓いをお受けになられる方は、下記をお読み下さい。
夏越しの大祓式では、右記の大祓人形を焼納します。当日お越しになる方は当日にお渡しします。
ご家族の分や当日お越しになれない方でおはらいを希望されます方は、 お電話、メール、FAX、はがきにて「大祓人形」をご請求ください。
一袋に6枚入っています。ご家族みなさんの氏名年齢をお書きになり、人形で体をなでて祈念を込めて三回息を吹きかけて、袋へ入れて、式当日直前までに神社までお持ち頂くか、ご送付下さい。
ご祈祷初穂料は、500円以上随意です。送付されます場合は、郵便振替または郵便小為替等にして、「大祓人形」とともに下記あて先にお送りください。
郵便振替口座 00980-2-152662 名義 葛木御歳神社 大祓祈祷料とお書き下さい。
* 「大祓人形」が足りない場合は、事前にお申し出頂くか、半紙など適当な紙を切り抜いてお使いください。神社の拝殿前にも置いてあります。
* お名前を読み上げますので名前にはふりがなをふってください。
未使用の「大祓人形」は「大祓人形」と書かれた袋に入れずに返送してください。
送付先: 奈良県御所市東持田269 葛木御歳神社
y.mitoshi@gmail.com
0745-66-1708
*送付頂いた方には、後日夏越護符をお送りいたします。
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